長期広報
令和5年中のなりすまし詐欺発生状況について
○ 福島県内の令和4年中の犯罪発生件数(刑法犯認知件数)は、20年ぶりに増加に転じ、前年(令和3年)より286件多い、6,913件でした。特に自転車盗や車上ねらいが増加しました。
○ なりすまし詐欺の被害は、
104件、2億4,071万円
で、前年比では、件数が-14件、被害額は-2,625万円でした。
特に、7割以上が訪問型のキャッシュカード詐欺盗、オレオレ詐欺、預貯金詐欺でした。また、全体の9割弱が65歳以上の高齢者、全体の半数以上が80歳以上の高齢者でした。
令和5年は、更に防犯意識を高め、身近な犯罪やなりすまし詐欺被害を防止しましょう。(福島県警察発表)
1月7日(土)で、年末年始の事件事故防止活動が終了しました。今年一年、なりすまし詐欺などの各種犯罪被害を防止し、安全で安心に過ごしましょう。
年末年始における事件事故防止活動が、本年12月10日(土)から明年1月7日(土)までの29日間にわたって実施されます。
年末年始の期間は、強盗事件など大きな事件が発生しやすい時期です。また、なりすまし詐欺も依然として多発しています。自主防犯意識を高め、これらの犯罪被害や事故を防止し、安全で安心に年末年始を過ごしましょう。
警告機能付き電話録音機の貸出台数を増やしました。なりすまし詐欺の被害に遭いやすい高齢者の方などにお貸ししています。お気軽に問合せください。※県防連(電話 024-573-0699)または、各地区防犯協会連合会へご連絡ください。
なりすまし詐欺の被害が止まりません。昨年同月比(4月末)で、件数・被害額とも、大幅に増加しています(福島県警発表)。
警察、市役所、銀行協会、息子等を騙った不審な電話の後に、自宅を訪ねてきた人物に、現金やキャッシュカードを渡したり、ATMに行って、携帯電話の指示のままにお金を振り込んではいけません。不審だと思ったら、すぐ警察などの相談機関に相談してください。
※ここをクリックすると、被害状況等が分かる資料が見られます。ご覧ください。
新入学・進級時期になりました。
子どもたちが、安全に登校して楽しい学校生活が送れるように、登下校時の見守り活動にご協力をお願いします。
散歩しながら、花壇の手入れをしながらなど、気軽にできる「ながら見守り」も有効です。
令和4年「春のあんしんネット・新学期一斉行動」(2月から5月まで)が実施されています。スマートフォンやSNS等を正しく利用できる環境を整えましょう。
※ここをクリックして、運動の趣旨等をご覧ください。
近年、青少年のスマートフォン等のインターネット接続機器の利用が急速に進んでおり、多くの青少年がSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等を利用するようになっています。
一方、そうした機器の長時間利用による生活習慣の乱れや、不適切な利用により、思いがけず他人のプライバシーを侵害してしまったり、青少年が犯罪の被害者や加害者になってしまうケース,SNSを利用した誘い出しにより、青少年が犯罪被害に巻き込まれる事例等、深刻な問題も発生しているところです。
未来を担う青少年が、このようなリスクに対する適切な対応を理解した上で、スマートフォンやSNS等を正しく利用できる環境を整えることが非常に重要となっています。
このような認識の下、青少年がインターネットの利用に起因する犯罪やトラブルに巻き込まれることを防止し、スマートフォンやSNS等を安全・安心に利用できるよう、青少年が初めて自分のスマートフォン等を手にする時期でもある春の卒業・新入学の時期に特に重点を置き、インターネット接続機器やサービスを提供する関係事業者と保護者・学校等の関係者が連携、協力し、ペアレンタルコントロールの普及促進(フィルタリング、時間管理機能・課金制限機能等のペアレンタルコントロール機能の利用促進や家庭内ルールづくりの促進)及び青少年のインターネットを適切に活用する能力の向上に重点を置いた啓発活動等の取組を集中的に展開しています。