令和5年 新年の会長ご挨拶を掲載しました。
新春を迎えて
新年、明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、皆様には清々しい新年を迎えられましたことと心からお慶び申し上げます。
皆様には、昨年一年間、当連合会の各種活動にご理解とご協力を賜り、また、「自分たちの街は自分たちで守る」という意識の下、地域のパトロールや見守り活動などの自主防犯活動にご尽力いただき、誠にありがとうございました。
昨年は、一昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大があり、特に変異株であるオミクロン株の流行により、年末においても第8波の流行が全国的に拡大するなど、社会活動等に大きな影響が及んだところであります。
そのような情勢において、平成14年をピークとして減少傾向が継続していた福島県内の刑法犯認知件数は、前年度を上回る情勢にあったほか、悪質化・巧妙化するなりすまし詐欺の被害も前年比で増加するなど、安全で安心な社会の実現するためには、なお、一層の努力が必要であると感じられました。
福島県防犯協会連合会は、令和4年の一年間、広報紙「防犯しゃくなげ」やホームページによる広報啓発活動を強化したほか、令和3年から実施しているなりすまし詐欺被害防止対策としての「警告機能付き電話録音機の貸出事業」を更に強化するなど、県民の方、防犯ボランティアの方々のご要望を踏まえつつ、各種活動を実施して参りました。
令和5年も創意工夫しながら、安全で安心して暮らせる社会づくりのため、取組みを強化して参りたいと考えておりますので、県民の皆様方には、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、令和5年が皆様にとりまして素晴らしい1年になりますようご祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。