令和4年全国地域安全運動は、10月11日から20日までの10日間に渡って行われましたが、県内各地で工夫した活動が行われました。
今次運動期間中の10月13日(木)には、福島県民大会が、開催(郡山市立中央公民館)され、長年の献身的な防犯活動の功績により、防犯功労賞等を受賞されたの方々の表彰等が行われるとともに、「安全で安心なまちづくり」に全力を尽くすことを誓う「大会宣言」が採択されました。
当連合会では、今年度の事業として、東日本大震災・原発事故被災地の防犯ボランティア支援事業を行うこととしていましたが、富岡地区防犯指導隊から、より効果的に防犯パトロールを行うため、青パト防犯パトロール用マグネットシートの支援要請があったことから、防犯マスコットCPくんを印刷した特製のマグネットシート16枚(8台分)を贈呈しました。
10月6日(木)午後3時から双葉警察署において、黒沢毅双葉署長立ち会いの下、贈呈式が行われ、当連合会渡邉和也専務理事から富岡地区防犯指導隊広野分隊の根本安知分隊長に贈呈されました。
根本安知分隊長は、「特製のマグネットに恥じない活動をしていきたい。」と感謝と決意を述べました。
今後の積極的な活動が期待されます。
公益社団法人福島県防犯協会連合会では、令和4年全国地域安全運動(10月11日~20日)に向けた活動の一環として、本年も、みだしコンクールを実施しました。
先頃、厳正な審査を行い、最優秀賞として
● 小学生の部
関本桜里姫さん(喜多方市立堂島小学校3年)
「見守り活動に参加しよう」
● 中学生の部
喜古朱里さん(二本松市立二本松第一中学校3年)
「安心と笑顔のために」
が最優秀となったほか、それぞれの部門で優秀2作品、佳作3作品が決定しました。
入賞された皆様、おめでとうございます。また、多数の応募をいただきありがとうございました。
当ホームページの「活動概要」に「入選者・入選作品題名」及び最優秀作品を掲載しましたのでご覧ください。
地域安全運動各種コンクール入賞作品
当連合会の賛助会員として、入会以来、長期にわたり事業運営と地域の安全と安心の確保に貢献していただいた方々へ感謝の意を表することとし、本年度の感謝状を贈呈しました。
本年は、次の7法人・団体に贈呈いたしました。
<団体>(敬称略)
○ 株式会社中松商会東北支店
○ 株式会社ドコモCS東北福島支店
○ 相馬商工会議所
○ 有限会社アイディアルグループ
○ サテライトあだたら 有限会社本陣
○ 福島地区遊技業協同組合
○ 公益財団法人日本防災通信協会福島県支部
長年にわたる献身的な防犯活動が認められ、次の個人・団体の方が、本年度の全国防犯功労者・功労ボランティア団体として、防犯栄誉金章等を受賞(令和4年9月29日付)しました。
長年の献身的な活動に心から感謝とお祝いを申し上げます。
(以下敬称略)
防犯栄誉金章(警察庁長官・公益財団法人全国防犯協会連合会会長連名表彰)
防犯栄誉銀章(警察庁長官・公益財団法人全国防犯協会連合会会長連名表彰)
- 水野一美(鮫川村防犯協会理事)
- 松本松偉(いわき中央地区防犯協会連合会常任理事)
防犯栄誉銅章(公益財団法人全国防犯協会連合会会長表彰)
- 後藤信章(福島北地区防犯指導隊北信分隊員)
- 沖 和夫(二本松地区防犯協会連合会理事)
- 池田俊一(城西地区防犯協会会長)
- 笹岡正人(猪苗代地区防犯協会連合会猪苗代支部長)
- 瓜生清一(喜多方市防犯協会熱塩加納支部元支部長)
- 荒井正光(相馬区防犯指導隊隊長)
防犯功労団体(公益財団法人全国防犯協会連合会会長表彰)
会津坂下町防犯協会坂下分会では、渡部芳夫隊長以下43名で組織され、学校と連携した祭礼時の防犯パトロールや児童生徒の登下校時の見守り活動、住民の防犯意識の高揚に向けたのぼり旗の設置、年金支給日における金融機関のなりすまし詐欺被害防止キャンペーンを通じて、地域の安全・安心の確保に貢献しています。
本年7月7日に3年ぶりに開催された会津坂下町御田植祭では、会津坂下町育成会などと合同で防犯パトロールを実施して積極的に声掛けを行い、少年の健全育成に貢献しています。
福島地区防犯指導隊腰浜分隊では、令和4年7月4日(万引き置き引き被害防止強化の日)に、ヨークベニマル入江町店において、鴫原敏夫分隊長や隊員が警察署とともに防犯広報を実施し、買い物の来店者に犯罪被害防止を呼びかけました。
また、高齢者の方には、なりすまし詐欺の被害に遭わないために「電話でお金の話が出たら要注意」と、わかりやすく説明するとともに、県警で行っている「POLICEメールふくしま」の登録を呼びかけました。
同分隊は、長年にわたり、腰浜地区の安全安心を守るため防犯活動に取り組んでおり、ここ数年は、コロナ禍により従来のような活動ができない中にあって、感染防止に気をつけながら住民の方々に対する防犯活動を地道に続けており、地域の安全・安心の確保に大きく貢献しています。同分隊では、これからも、地域住民を犯罪から守るための活動に取り組むこととしています。
県民の方の防犯意識の啓発・高揚を目的として、毎年作製している地域安全カレンダーの令和5年版に掲載する写真(県内の風景・風物など)の審査会を、9月2日、福島市の福島市民会館で開催しました。
福島県警OBを会員とする「あぶくまフォトクラブ」の会員から応募のあった素晴らしい作品の中から、福島県写真連盟会長鴫原明寿氏 の厳正な審査により、各月1枚、計12枚が入選作品を決定しました。
カレンダーは、年末までに完成し、来年一年間、県民の防犯意識の啓発・広報に活用されます。