「関の子広場」(いわき南地区防)は、「地域住民自らの手で、地域の安全・安心の拠点施設をつくろう」との機運の高まりを受けて、平成19年にJR常磐線勿来駅駐輪場前に開所した自主防犯活動施設です。
開所以降、活動スローガンとして「想い合い」、「助け合い」、「支え合い」、「声掛け合い」、「見守り合い」を掲げ、青少年の健全育成活動を始めとした各種防犯活動を行っています。
現在、30名のサポーターで、毎日、小学生の登下校時間帯の安全パトロールや、高校生参加の登下校路の清掃・美化活動(毎週水曜日)などを行っています。
白河地区防犯協会連合会では、新型コロナウイルスの感染拡大など厳しい社会情勢をものともせず、「犯罪のない明るい地域社会の実現」を目指して、白河警察署と連携しつつ各種防犯活動に取り組んでいます。
今年は、住民の「なりすまし詐欺」被害防止意識の高揚を図るため、地区独自で「なりすまし詐欺に注意を!!」と記したエコバックを作製し、年金支給日の広報活動で配布したほか、やはり地区独自で、万引き防止広報用ポスターを作成し、ドラッグストア等の店舗出入口に掲示して注意を喚起しています。
また、白河警察署管内において「なりすまし詐欺」が発生したり、その前兆と思われる不審電話あった場合には、FAX一斉システムを活用して、タイムリーに金融機関等に情報発信しています。
本宮市の南部に位置する仁井田地区は、郡山市と境を接する交通の要所にあり、古くから自主防犯意識の高い土地柄です。
その仁井田地区で昭和30年4月に発足した仁井田地区防犯協会は、町内会や消防団青年部、少年補導協力員などの団体で構成され、現在は渡邉誠会長を中心に精力的に活動を続けています。
主な活動内容は、地区行事や祭りの会場での警備誘導、戸別訪問による防犯診断、青パトによる自主防犯パトロールなどで、このほか、地区内の防犯看板やのぼり旗の設置、防犯灯設置要望の取りまとめなど、地区の体感治安向上のため、様々な活動を行っています。
特に、青パトによる自主防犯パトロールについては、強いこだわりがあり、新型コロナウイルスの影響により多くの自主防犯活動が自粛されたなかにおいても、十分な感染対策のもとに継続してパトロールを行い、地域住民から感謝されています。
当連合会の賛助会員として、入会以来、長期にわたり事業運営と地域の安全と安心の確保に貢献していただいた方へ感謝の意を表することとし、感謝状を贈呈いたしました。
本来、6月の通常総会時に贈呈式を行う予定としておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて総会を中止しましたことから、訪問させていただいての贈呈となりました。
本年は、次の方々に贈呈いたしました。長年のご協力に感謝申し上げます。
<団体>(敬称略)
○ 全国共済農業協同組合連合会福島県本部様
○ 日本中央競馬会福島競馬場様
○ 東日本電信電話株式会社福島支店様
○ 東北電力株式会社福島支店様
○ 株式会社福島民報社様
○ 福島民友新聞社様
○ 株式会社ラジオ福島様
○ 株式会社福島放送様
○ 株式会社エフエム福島様
○ 福島トヨタ自動車株式会社様
○ 株式会社テレビユー福島様
○ 株式会社民報印刷様
○ 株式会社栄楽館様
○ 佐久間建設工業株式会社様
○ タカラ印刷株式会社様
○ ハイテック株式会社様
○ 社会福祉法人ライフ・タイム・福島様
<個人>(敬称略)
○ 齋藤英明様
○ 笹川英雄様
○ 室井正義様
○ 佐藤方則様
令和3年全国地域安全運動は、10月11日から20日までの10日間に渡って行われましたが、県内各地で工夫した活動が行われました。
今次運動期間の最終日の10月20日には、福島県民大会が、一昨年の台風19号による中止、昨年の新型コロナウイルスの感染拡大による中止を挟んで3年振りに開催(三春町 コミュタン福島)され、長年の献身的な防犯活動の功績により、防犯功労賞等を受 賞されたの方々の表彰等が行われるとともに、「安全で安心なまちづくり」に全力を尽くすことを誓う「大会宣言」が採択されました。
棚倉町防犯協会近津・山岡支部では、現在、安部寿男支部長を中心に各種防犯活動に取り組んでいます。
支部内にある棚倉町立近津小学校の1、2学期の終了日には、防犯指導隊、防犯連絡所等と連携し、休みに入る子供たちに非行防止や交通事故防止のチラシ、手袋を配布して、注意を呼び掛けています。
例年10月には、支部と小学生等が協力して鼓笛隊によるパレードを実施していましたが、ここ2年はコロナ禍で中止を余儀なくされ、残念ながら実施できませんでした。
さらに、パレード以外にも、毎年、近津小学校の児童に福島県防犯協会連合会が主催する地域安全運動ポスター・標語コンクール等に多くの作品を応募してもらい、入賞を果たすとともに、支部独自に応募した作品を審査(金・銀・銅賞)し、10月の全国地域安全運動期間中に表彰式を実施しています。
小学生の頃から防犯に関心を持たせて、「地域の安全と安心を守る意識」を醸成しています。
公益社団法人福島県防犯協会連合会では、令和3年全国地域安全運動(10月11日~20日)に向けた活動の一環として、本年も、みだしコンクールを実施しました。
先頃、厳正な審査を行い、最優秀賞として
● 小学生の部は、近内正英さん(須賀川市立第二小学校6年)
「なりすまし詐欺」を防ぐには
● 中学生の部は、鈴木瑛太君(いわき市立内郷第一中学校2年)
「小さなことの積み重ね」
が最優秀となったほか、それぞれの部門で優秀3作品、佳作6作品が決定しました。
入賞された皆様、おめでとうございます。
また、多数の応募をいただきありがとうございました。
当ホームページの「活動概要」に「入選者・入選作品題名」及び最優秀作品を掲載しましたのでご覧ください。
地域安全運動各種コンクール入賞作品
長年にわたる献身的な防犯活動が認められ、次の個人・団体の方が、本年度の全国防犯功労者・功労ボランティア団体として、防犯栄誉金章等を受賞(令和3年9月30日付)されました。
長年の献身的な活動に心から感謝とお祝いを申し上げます。
(以下敬称略)
防犯栄誉金章(警察庁長官・公益財団法人全国防犯協会連合会会長連名表彰)
防犯栄誉銀章(警察庁長官・公益財団法人全国防犯協会連合会会長連名表彰)
- 蛭田三男(いわき東地区防犯協会連合会玉川支部支部長)
- 大川原勝人(猪苗代地区防犯指導隊顧問)
防犯栄誉銅章(公益財団法人全国防犯協会連合会会長表彰)
- 大森嘉雄(小川地区防犯協会会長)
- 細堀 清(三島町防犯連絡会会長)
- 岡征四郎(南相馬地区防犯指導隊副隊長兼原町区北部隊長)
- 渡辺 武(福島地区防犯指導隊副隊長兼八島田分隊長)
- 小針武夫(岩瀬地区防犯連絡所連絡会顧問)
- 宗像幸一(小野地区防犯指導隊隊長)
防犯功労団体(警察庁長官・公益財団法人全国防犯協会連合会会長連名表彰)